<ダニと掃除>
うちの長男は、アトピーと診断され、2才頃からダニアレルギーであることも判明しました。 長男がダニアレルギーとわかってから、気をつけたのは掃除と布団をまめに干す事です。
が、どんなに毎日掃除機をかけても、毎日天日で干しても、ダニはいなくならないんです。もともと掃除があんまり好きじゃないし、次男が生まれてからは、寝具をイチイチ干す事が手間になのに、頑張ってやってることが効果ない?と聞いて、やる気失いました・・・
どうしたら一番長男の為になるのか?いろいろ調べてみました。天日干しは、知っての通り、ダニが移動してしまって叩いたって、取れる数はわずか。一番いいのは、干した後掃除機をかける事が大事というのは、最近では結構知られてますよね。
さて、部屋の掃除や寝具の掃除に欠かせない掃除機ですが、この掃除機もくせ者なんですよ~~。
<ダニをまき散らす掃除機>
今、TVなんかのCMを見ると、良さそうな掃除機がたくさんありますよね!サイクロンとか、HEPAフィルターとか、排気がキレイとか、吸引力がすごい!とか・・・ゴミをガンガン吸って、排気もキレイなんて、アレルギーの子にはもってこいの掃除機~。って思いますよね!
ところが、どっこい、全然アレルギーの子にもってこいなんかじゃないんですよ。ちょっと前に新聞にも載ったんですけど、ぜんそく子供がいるご家庭で、排気がきれいと宣伝されていた掃除機を使われた所、ひどい発作を起こしたんです。
排気がきれいと言うので、掃除機の後ろをウロウロしても気にしなかったのですが、この掃除機からは車輪部分から汚い排気がどんどん出されていたんです。
怖いですよねー!!!赤ちゃんやアレルギー患者のいる家庭にとっては、大問題です!!
日本では、掃除機に軽さと吸引力が強い掃除機が売れていますよね。でも吸引力が強いからホコリがよく取れる訳ではないんです。吸引力がすごいという事は、排気量もすごいという事なんです。
ガンガン吸い取って、ガンガン外に出しているので、目に見えるゴミはなくなっても、目に見えない、アレルギーの人には大敵のダニ・花粉・ハウスダストが部屋中に飛び散らかってるのです!
でも今はHEPAフィルターで、汚い排気じゃなくなってるんじゃ?って思って調べてみたら、このフィルターもくせ者で、フィルターを通らないで排気するように、排気がもれ出るように設計してあるんです。フィルターも通らなければ何の意味もありません。
欧州では、ダストピックアップ率(掃除機が床面のゴミを除去する能力を パーセント(%)で表した数値)で表示し、 どれくらいホコリが取れるのか消費者に正確にわかるようになってるのですが、日本製の掃除機はあいまいです。
実際、日本製の掃除機をテストすると、かなりダストピックアップ率は低いです。なぜなら、吸引力と軽さを重視してるからです。排気がキレイで、ダストピックアップ率の高い掃除機は、吸引力はあまり上がらず、重くなるんです。
でも本当にホコリが取れるのは、ダストピックアップ率の高い掃除機なんです。
<掃除の仕方と掃除機>
こうして、掃除機の排気の怖さを知り、これから掃除をどうしようか? と、我が家での掃除の仕方も見直してみる事にしました。
まず、普段過ごす部屋は、拭き掃除をする。毎日するのは長続きが難しそうなので、1週間に一回でもいいからする。この拭き掃除、フローリングの家は、やった方がいいみたいです。
フローリングってダニがいないってイメージですが、掃除機の影響で舞い上がった、ダニの糞なんかが、かなりあるんですって!!それがスイスイ移動していくんです。それを更にまき散らさない為にも、まず拭き掃除。
そして、水拭きできないカーペットや畳、ラグなどはやっぱり掃除機を使うしかないです。そして、部屋以外にも、寝具掃除がアレルギーの子にとっては、すごく大事。
はじめに書きましたが、布団を干しただけでは効果がないので、掃除機をかける。でもその掃除機がキチンとダニを吸って、まき散らさない掃除機でないと意味がない。
そこで我が家は、掃除機を買い換える決断をしたのです。決め手はダストピックアップ率と排気。そして布団に掃除機をかけられる。そんな掃除機を探しました。
いい掃除機でも、完全にダニを捕ることはできません。でも、量を減らす事はできます。掃除の仕方次第、これからもアレルギー対策のために掃除がんばりましょう。
我が家で購入した掃除機の紹介はココ 使い心地も書いてみました HOME
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