<今、子供の足が危ない>
最近の子供たちに、土踏まずのない扁平足や外反母趾、足の指が地につかない浮き趾、爪が曲がって肉にのめり込む陥入爪や、たこ、魚の目など、たくさんの問題が増えているって知っていますか?
原因として、遺伝や運動不足などがあげられますが、もう一つ大きな要因として、子供の足に靴が合っていない事がとても多いんです。「合わない靴を履く」「合わない靴で歩行する」ことが、子どもの足の健全な発達を妨げ、足の変形や全身の骨格や筋肉のバランスも歪めてしまっているらしいのです。
そして、中でも問題なのが学校指定の上履き(バレエシューズ)です。このみんなが履いている靴が、子供の足のために良くない靴として問題になっているんです。
そこまで子供の足に危険が迫ってるなんて知りませんでした。それは私のまわりのお母さん達も全然知らないと思います。
実際、「子供の足はすぐ大きくなるんだから」と大きめの靴を買って履かせたり、知り合いや上の子の履き倒したお下がりを平気ではかせたりしてるお母さん、結構いてます。
でも、そんな靴を履かせていたら、足に問題がでてきて、体がゆがみ、肩こりや腰痛の原因になるだけでなく、すぐ疲れたり集中力がなくなったりと、成長していく子供に悪影響を与えてしまうらしいのです!怖いですよね〜〜!!!
<子供の足を健康に保つには?>
私自身、この足の危険を知り、何とか自分の子にはそんな病気になって欲しくない!!と思い、いろいろ調べてみました。その結果、一番いいのは裸足でいる事でした。
といっても、裸足で外に出る事なんて無理。家では年中、靴下をはかずに裸足で過ごしてる我が家の子供たちなので、これはこのまま続ける事にするとしても、外に行く時は??
で、次に見つけたのが「ぞうり」でした。ぞうりを履くと、全部の指を使うため、土踏まずが形成され、体のゆがみも解消されるらしいのです。そして、早速長男のために「ケンコーミサトッ子」というぞうりを購入してみました。
ココのぞうりは、しっかりとした丈夫なつくりの土台と、 鼻緒で足に一番良い足底カーブを研究され、子供の健康を考えてすごく丁寧に作られているぞうりなんです!
そして届いた日から履いていて、本人も気に入り、ぞうりが足に馴染んできていい感じ。でも、昼間はほとんど幼稚園に行ってる長男。ぞうりをはくのは帰ってきて外で遊ぶ数時間の間だけ。できたら、幼稚園でもはかせてもらえないだろうか?と思うようになりました。
長男の園では、外靴、上靴とも指定のものではなく、自由なので、ぞうりでもいいんじゃない?と思いたったらすぐ行動にうつす私は、早速先生にお手紙を書き、ぞうりで登園してもいいか?と聞いてみました。
ミサトッ子が園指定の幼稚園や保育園もあるほど、ぞうりの良さ、子供の足の事が注目されてきているので、理解してもらえるかも。とちょっと期待してたのですが、残念ながら答えは「集団生活で危険がともなうので、ご遠慮ください」という冷たいものでした。
園にとったら、人の子の足の健康より、ケガにつながって問題になる方が重要なんだな。と、今の日本の幼稚園のあり方に、希望が持てないな。と何か悲しい気分でした。
<子供の足を考えた靴選び>
さて、ぞうりを断られたからには、靴をはかせて行くしかない。でも今、長男が履いている靴でホントにいいの?足に合ってるの?と疑問が頭をかけめぐってきました。
幼稚園用に靴を買った頃は、「子供が自分で脱ぎ着しやすい」を一番の選ぶポイントでした。でも、本当に子供の足に合った靴を選ぶポイントとして、書かれていたのはこれ。
1.つま先が足を動かせる広さがある(広すぎても、しめつけられてもダメ)
2.つま先が上がっている
3.足の曲がる場所で靴底も曲がる(柔らかすぎは問題あり)
4.かかとまわりが固い
5.ひもかマジックテープで、しっかり固定できる
6.通気性の良い素材
7.4〜5歳までは、かかとのぐらつきを防ぐためにくるぶしが隠れる深い靴(ハイカット)
そして、最後に当たり前のようだけど、サイズをきちんとはかって、必ずはかせてみて、5〜10mm程度の余裕があるか、横幅はきつくない(ゆるくない)かなど確認する事が大切。
というのが、調べた結果わかった事です。それと買うのは朝より足が膨張してる夕方の方がいいみたいです。
これを見ると、脱ぎ着しやすさを重視したため、長男の登園靴は、ひもやマジックテープのないスポンと履ける靴なんです。で、ほかにも調べてみたら、かかとが柔らかすぎ。今からでも遅くない買い換えよう!!と実行にうつしました。
子供の足の事を考えて作られている靴もいろいろあって、できるだけそういう靴を選んで履かそうと靴屋さんに行ったんだけど、思ってたより靴選び大変でした。
いろいろ履かせてみたものの、ホントにこれでいいのかな〜?て思ってしまって、なかなか決断できず・・・お店によってはシューフィッターさんといって、その子に合う靴を見つけてくれる専門の人がいる場合もあるらしいんだけど、うちは田舎でそんないい靴屋がないし・・・
結局いくつか履かせて、子供が一番歩きやすいと言う靴を購入してきました。
子供の足に優しい靴のラインナップはこちらから見られます。
ここで紹介するのは、優しい事を目的に作られている靴ですが、できるだけこれを参考にして
購入するのは靴屋さんで、実際履かせてから買って下さいね!
いいと言われていても、その子の足幅なんかによっては、合わない場合もあるので。
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